ゆきち家のぶきちは園児。スプラ2大好きです。
できるかわからないけど試しに買ってみる…には高いSwitchソフト。ぶきちのプレイスタイルが「未就学児のスプラ2デビューを検討している家族」に、参考になればと思います。「スプラ3にむけて2を今から始めたい人(つまり超初心者)」にも役立つかも。
スプラ2は4~5歳くらいからできる
ぶきちが家族のやっているスプラ2を横で見始めたのが3歳の頃。大きくなったら自分もやる!とよく言っていて、アカウントを作ってついにやりはじめたのが4歳。
まわりで聞いても、年中(4~5歳)くらいからできるようになるパターンが多いみたいです。
スプラ2のヒーローモードは幼児には難しい
ヒーローモードとは
1人プレイでイカを操作してタコと戦いつつ、27個のステージをクリアしていくのが「ヒーローモード」です。オンラインプレイじゃないので無料で遊べます。
ヒーローモードが幼児に難しい理由
基本操作に慣れるにはまずはヒーローモードから、とはよく言われますが、それは小学生以上向け。
ヒーローモードには、ゴールを目指す・落ちないように進む・敵の攻撃をよける・敵を倒す・ボスの倒し方を見つける・ステージの仕掛けを解く といった、未就学児には難しい要素が盛りだくさんです。ラスボスがいてエンディングもちょっとあって、一応ストーリーがあります。
また、随所にとてもやさしいヒントが出てくるのですが、まず字が読めないとわかりません。セリフに対してそれっぽい音はついてますが、声はついていません。キャラクターがしゃべりながら(ときに会話)する説明で、勝手に進むので、操作に気をとられていると大人でも読み落とします。
クリア目的じゃなければ楽しめる
ヒーローモードは失敗しても何度でもできるので、クリアを目的としなければ楽しめるかもしれません。途中でもいつでもステージから出られます。
ステージをある程度進めばチェックポイントがあって、イカの残り数だけチェックポイントから再スタートできます。イカがなくなったり(ゲームオーバー)、ステージから出てしまったら、ステージ最初からです。
最初にできるのはエリア1の3つのステージのみで、すべてクリアして中ボスを出現させ、それを倒さないと次のエリアには行けません。エリア5まであり、当然エリアを進むたびに、ステージも中ボス攻略も難しくなっていきます。
実際にやらせてみると
難しいとはいえ、やってダメなことはないので、とりあえずやらせてみると…。
ゴールを目指す を素直にやってくれないパターン
そしてすぐ落下して最初から。以下ループ。
タコ(ザコ敵)が怖い!! となってやめちゃうパターン
ボタン操作はできても、イカやインクの性質を理解するのはすぐには難しい。
何度も失敗して、難しいからやだ とすねちゃうor飽きちゃうパターン
ゲームオーバーは、よくわかってなくても伝わる、残念な演出が数秒ある。ステージの外に出ちゃうしね。
ステージに入るためのエリアで、周辺をインクで塗り続けるだけになるパターン
何も起こらない。楽しそうなら、いいんだけどね。
概ねこんな感じです。
というわけで、幼児が最初にプレイするモードとしては、ヒーローモードはあまりおすすめできないのです。別のモードで基本操作に慣れてから、チャレンジしたほうが無難です。
慣れたら再チャレンジ!
慣れたらそのうち、ステージもクリアできるようになります。ぶきちはスプラ2開始から1ヵ月くらいで最初のステージをクリアしました。
スプラ2のネット対戦が幼児にはおすすめ
スプラ2のネット対戦とは
インターネットを通じて、同じ時間にスプラ2をプレイしている人たちと遊ぶのが「ネット対戦」です。Nintendo Switch Online(有料)加入必須です。
※くわしくは→Nintendo Switch Onlineファミリープラン紹介
スプラ2のネット対戦にはいくつか種類がありますが、幼児にはだれでも気軽に参加できる「レギュラーマッチ(ナワバリバトル)」をおすすめしたいと思います。
「幼児がいきなり他人さんと一緒にって、何もできなくて迷惑になるんじゃない?」というのが一番の心配事ですが、大丈夫。
「ネット対戦って、トラブルになったりするんじゃない?」という心配もありますが、それも大丈夫です。大丈夫な理由は以下↓
スプラ2のネット対戦は同レベルの人たちが集められる
幼児にネット対戦をおすすめできる、大きな理由です。大丈夫というのは、けっして、最初から意外と上手にできるよ! ということではありません。
バトルに参加する!としてから、メンバーが集まる画面になります。そこでどんなプレイヤーと一緒になるか = どんなマッチングになるかは、自分の戦績に左右されます。※マッチングの詳しい基準は公表されていません。
マッチング画面の例
メンバーが集まって、確定するのを待っている画面です。左上は自分の情報、右側がメンバーの名前です。
ゆきちがぶきち(幼児)のマッチングに入った場合、メンバーのランクはこんな感じになります↓
ゆきちが自分だけでマッチングすると、こんな感じになります↓
ランクはやればやるだけ上がるので、ランクが高いほど上手、というのは個人差があるとは思います。ただ、やればやるだけ上手になる、という面もあるため、やはりランク帯が高いほど上手な人が多い、と言えます。
マッチングはいろんな要素で調節される
スプラ2のネット対戦は、直近30バトルほどの勝率が50%になるようになっています。そのため、連勝のあとには連敗が訪れます。必死に勝ち続けていくと、なんだかすごいマッチングにされて、負けるように仕向けられている気がしてきます。
集まる8人のレベルもそうですが、4対4のチーム内バランスも、それぞれのプレイヤーの勝率が5割になるように調節されます。ランクはそれほど関係なく、バトル1回中の塗りポイント(インクを塗った量の数値)、キル数(倒した敵の数)、デス数(倒された回数)などが影響しているのではないか、と言われています。
つまり
幼児にネット対戦をさせても、まわりも同じような感じなので、そこまで迷惑にはならない、ということです。頼りないプレイヤーが混ざっているのがイヤだと思うゲーム慣れした人は、すぐに上のランク帯のマッチングに移っていきます。
場違いなイカがたまにいる
ナワバリバトルにはたまに、まわりと比べると明らかに強い人がまぎれていたりします。これは、ほぼだれかのフレンドです。自分より低いランク帯にいるフレンドのマッチングに合流する形で、幼児が参加するようなレベルのバトルに入ってきます。上画像のゆきちのように。
または、すごいうまい人がまた最初からスプラ2をやりはじめたばかりの場合、ランク帯低めのマッチングにいたりします。
どちらにしても、やだー と思ったらバトル終了後に「やめる」を選択してそのマッチングから抜け、もう一度「参加する」を選びましょう。
スプラ2のネット対戦ではトラブルは起こりにくい
ネットのトラブルといえば、個人情報の流出だったり、知らない人とやり取りして暴言をぶつけられたり、そんなイメージだと思います。それはたしかに幼児には心配ですが、スプラ2はプレイヤーが望む以上に他人と接触しないよう配慮されています。
スプラ2のバトル中のコミュニケーションは3種類のみ
スプラ2は、バトル中にできるコミュニケーションは「カモン!」と「ナイス!」、そして倒されたときの「やられた!」(または「ヘルプ!」※バイト時)だけ。チャットはありません。
それ以上の交流は、フレンドになるか、スマホアプリを使わないとできません。
マッチングを抜けるともう会えない
バトルが終わりマッチングから抜けると、お互いにその後接触しようがありません。
操作するイカちゃんの姿は性別や肌の色、髪形を変えられますし、服装も自由。武器は百種以上あるため、特定のアカウントのプレイヤーを探し出すのは不可能です。名前も何度でも変更できるので、もしなにかあったとしても、粘着される可能性はほぼありません。
フレンドの交流も浅い
一緒に遊んだ人にはフレンド申請を送ることができますが、受け取ったフレンド申請は親が管理して、毎回「フレンドにならない」を選択しておけば、トラブルは起きません。
一度フレンドになってしまっても、削除すればOK。相手に通知が行ったりはしません。相手のフレンドリストから、ひっそりと消えるだけです。
フレンドと言っても同じバトルに合流できるだけで、チャット機能が出現したりはしないので、そこまで警戒する必要もありません。
「フレンド申請を受け取る」をOFFにすれば申請はこない
そもそも申請を来ないように設定することもできます。子供しかプレイしないアカウントや、共有でも大人もフレンドがいらない場合は、機能自体をオフにしておきましょう。
ホーム画面のマイページから「ユーザー設定」→「フレンド機能の設定」→「フレンド申請を受け取る」をOFFにします。
幼児にはナワバリバトルがおすすめ
いくつか種類があるネット対戦のうち、幼児や初心者にはレギュラーマッチ(ナワバリバトル)がおすすめです。
ナワバリバトルが幼児におすすめな理由
ナワバリバトルは、ボタンを押して動き回っていればインクを塗ることはできるので、参加のハードルは低いです。勝敗は別として。
いきなり実戦はこわい、という場合は「さんぽ」してみましょう。ロビー画面でYボタンを押します。
敵も味方もいない状態のステージを、3分間自由に歩き回れるので、迷惑もなにも気にせず雰囲気を味わうことができます。インクを塗る、インクに隠れる(潜伏)、スペシャルを打つ といった基本動作の練習もできます。
基本的なボタン操作を教えてあげたら、あとはもう実戦。とにかく塗って!と言いながら、横から応援してあげましょう。たまに敵を倒せたりするので褒め倒しましょう。
実際にやらせてみると
ぶきちのSwitchにあった写真をピックアップ。タイミングよく撮れるもんだなぁ。さすが現代っ子。
もちろん負ける方が多い、と思いますが、適度にこうした勝ちがあるので、本人も飽きずに楽しめています。
幼児にはサーモンランもおすすめ
もう少し慣れてくると、対戦ではありませんが、ネット協力プレイのサーモンランもおすすめできます。
サーモンランが幼児におすすめな理由
サーモンランは、シャケを倒しつつ金のイクラを集める というだけの危険なお仕事(バイト)です。4人集まれば開始で、対戦ではなく協力プレイです。
初回は、雇い主のクマサンが丁寧な研修をしてくれます。字が読めなくてもひとりでできます。その次からは、ネット通信で他の人たちと一緒にバイト開始です。
バイトにもレベルがあり(かけだしバイトやじゅくれんバイトなど)、同じようなレベルの人たちが集められて、バイト内容も難易度が調節されるため、ムリなく参加できます。
実際にやらせてみると
自分だけで参加して、クリアしてました。
ゆきちは最初、バイト内容の意味が分からず(研修を自分でやってないのもある。ヒカキン動画で予習はした)なかなかクリアできなかった記憶…子供のほうが、感覚で動けるのかもしれません。
そして、しっかり評価上げてました。
メンバーの皆さんにかなり助けられているようですが、楽しそうにプレイしてます。
スプラ2のジャイロ操作に幼児はすぐ慣れる
ジャイロ操作は、コントローラーやSwitch本体が傾きを検知して、プレイヤーが傾けた通りにゲームの中の視点が動く操作のことです。これまでのゲームに慣れていた身からすれば、視界がグラグラするので、最初は 無理!! となりましたが、1週間ほどで慣れました。
幼児は最初からジャイロでもまったく動じず、2日もすれば普通に操作しています。スプラ2はジャイロ操作でプレイしたほうが上手くなれると言われていますし(公式もおすすめしています)、仮に初見でびっくりしていても、ぜひそのままやらせてみてください。真剣な顔で斜めになってるのかわいいです。
スプラ2はSwitchLiteでもOK
SwitchLiteは軽いし薄いので、幼児の手でもばっちりプレイできます。心配なのは画面が小さくて距離が近いこと…。
Switchでテレビでやるのもよきです。付属品のJoy-Conでやるよりは、別売りのコントローラーを用意したほうが、子供の手にはやりやすいと思われます。純正のプロコンは大きくて重い(さらに高い)ので、非正規品のコントローラーがおすすめ。
同じアカウントなら他のSwitch本体にセーブデータを引っ越しできるので、あとでSwitchLiteからSwitchに変えることも可能です。のんびり考えましょう。
※参考→Switch vs SwitchLite|違いは何?選び方の提案
スプラ2の幼児のアカウントは専用がおすすめ
先に紹介したように、マッチングするプレイヤーのレベルは、自分の最近の戦績に応じて変わります。つまり、大人がナワバリバトルで勝ちまくってしまうと、つぎに子供がプレイするときに敵が強くなってしまっているのです。サーモンランも、バイトの難易度が上がってしまいます。
幼児には専用のアカウントを用意して、大人とは分けたほうが楽しみやすいでしょう。そんなの関係ねぇ武者修行だ! という頼もしい子なら大丈夫かもしれません。自分より上手な人のプレイを見るのは、とてもためになりますしね。
コメント