【Switch】セーブデータはどこにある？あつ森のデータは特殊

スーファミプレステDS世代からしたら、Switchは未知の世界。

一昔前の知識のままだと混乱しがちな、Switchの「セーブデータ」についてのお話です。

Switchのセーブデータは本体に入っている

Switchのセーブデータは、ゲームソフト(ｶｰﾄﾞ)には入っていません。なので、いつもプレイしているゲームカードでも、やったことのない別のSwitch本体に入れると、ニューゲーム(最初から)になります。

同じゲームソフトが複数本あったとして、どのカードをSwitch本体に入れても、自分のSwitchなら自分のセーブデータで遊べます。違いはないので、兄弟でソフトに名前を書く必要はありません。

Switch内の「セーブデータ」と「ソフトのデータ」は別物

ソフトのデータを消去して容量を節約

もうしないゲームのセーブデータを消去したとしても、Switch内にはソフトのデータは残ったままです。ゲームによってはけっこう容量を占めるので、ソフトのデータも消去して、本体の容量を節約しましょう。

ダウンロード版ソフトのデータを消去した場合、同じアカウントならまた何度でもダウンロードできます。セーブデータが残っているなら、ダウンロードしなおせばまた続きからプレイできます。

パッケージ版ソフトのデータを消去した場合、もう一度カードをSwitch本体に挿せばまたソフトのデータが作成されます。

なので、しばらくしないつもりのゲームのソフトのデータはどんどん消していきましょう。

ソフトのデータとセーブデータの確認・操作は、Switchホーム画面の「設定」から行います。

Switchのセーブデータを別の本体に移すには

セーブデータは、Switch本体からSDカードに移すことはできません。セーブデータをほかのSwitchに移したい場合は、「セーブデータの引っ越し」または「セーブデータお預かり」を利用します。

セーブデータはSwitchの外に出せないようになっています。出せると売れちゃうからね。

セーブデータの引っ越し

手元にSwitch本体が２台ある状態で、Switch同士の通信によってセーブデータを移す作業です。どちらのSwitchにも、「同じニンテンドーアカウントに連携したユーザー」を登録しておく必要があります。

引っ越しなので、元のSwitchにセーブデータは残りません。

セーブデータお預かり

利用にはNintendo Switch Online(有料)加入が必要なサービスです。ネットを通じて、「同じニンテンドーアカウントに連携したユーザー」が登録されたSwitchに、クラウド上に自動保存されたセーブデータをダウンロードできます。

Switch何台でもセーブデータを入れることができます。サービス非対応のゲームもあります。

Switchのセーブデータはユーザーごとに保存されている

ゲームをはじめるときに「ユーザーを選んでください」と出ますが、「だれのデータで遊ぶ？」とSwitchが聞いているのです。セーブデータはゲームごとではなく、ユーザーごとにわけて保存されています。

だからユーザーを消去すると、そのユーザーがプレイしたすべてのゲームのセーブデータが消えてしまいます。特定のゲームのセーブデータだけ消去することも可能です。
※ユーザーについてくわしくは→【Switch】ユーザーの基礎｜家族の人数分作りたいワケ

ただし例外があります。↓

あつ森のセーブデータはSwitch１台に１つ

あつ森はSwitch１台で島１つしか作れません。あつ森のセーブデータは、ユーザーごとではなく共有です。

最初に始めたユーザーが島を作って「島民代表」になり、あとから始めたユーザーはその島の「住人」になります。

あつ森で島を２つ作るには

家族と共有じゃないまったく新しい自分だけの島！ を作りたい場合は、Switch本体がもう１台必要です。ニンテンドーアカウントを別に作るだけではだめです。

むしろ、Switchがもう１台あれば、ニンテンドーアカウントは１つでOKです。あつ森のゲームソフトも１本を使いまわせます。

ただし、ローカル通信でお互いの島を行き来するような遊び方をしたい場合は、Switchもう１台に加えて、あつ森ゲームソフトもう１本が必要です。

結論

セーブデータはSwitch本体に入っている。別の本体に移すには引っ越し作業が必要。あつ森のセーブデータは特殊で、別の操作が必要。

ややこしいけど、セーブデータは売ったり買ったりできないようになってるんですね。